フレンチとイタリアンの技法を融合させた、ここでしか味わえないハンバーグ。
茨城が誇るブランド肉を、専門店の手仕事で。アーシュ・ターブルは、皆様の食卓です。
常陸牛と、地元・茨城のブランド豚「ローズポーク」の合い挽きに、つなぎは奥久慈卵。牛の力強い旨みと、豚のやわらかな甘み。その両方がいちばん引き立つ配合を求めて、試作を何度も重ねました。
ナイフを入れた瞬間に、あふれる肉汁。ふっくらとした口あたりの奥から、地元の恵みが順番に顔を出します。ソースをつけずに、まずはひと口——肉の味だけで食べていただきたい、それが私たちの自信です。

土台にあるのは、この店が二十年かけて磨いてきた、フレンチとイタリアンの技法です。デミグラスやチーズソースには洋食の王道の重なりを、トマトガーリックや塩ねぎレモンにはイタリアンの軽やかさを。同じハンバーグが、ソースごとにまったく違う表情を見せます。
一皿ずつ、焼き加減を見きわめながら丁寧に火入れをし、ソースに合わせて仕上げを変える。ここでしか味わえない一皿は、この積み重ねから生まれます。

調理場で焼き上げたハンバーグを、熱々に熱した鉄板とペレットにのせて。ジュウジュウと音を立て、湯気と香ばしい香りが立ちのぼります。ソースをかけたあとも、最後のひと口まで熱いまま。できたての熱と、音と、香り。五感で味わうこの一皿こそ、専門店ならではの醍醐味です。
店も、調理場も、食材も。数えきれない試作と、たくさんの方からの声。磨き上げたレシピと調理方法。訓練を積んだキッチンとホールのスタッフ。そして、この一皿を待って足を運んでくださるお客様。——皆さんとつくり上げてきた環境が紡ぎ出す体験を、どうぞ心ゆくまで。

洋食の命ともいえる、デミグラスソース。この店では、デミグラスに人一倍の想いを注いだ先代の姿勢を受け継ぎ、私たちの手で幾重にも味を重ねて仕上げています。コクと香りの層を、その日の一皿に合わせて整える——だからソースは、常に進化し続ける、いちばんの自信作です。
鉄板の上で、熱いデミグラスがハンバーグと重なった瞬間に立ちのぼる香り。ぜひ、最初のひと口で味わってください。
ここ常陸多賀は、ものづくりの街・日立とともに歩んできた、暮らしの息づく街。鉄板を彩る付け合わせの野菜も、地元農家から届く旬の恵みです。たまには時計をはずして、ゆっくりと。アーシュ・ターブルは、この街に根ざした、皆様の食卓です。

ハンバーグも、ごはんも。私たちの一皿は、茨城が誇る地元の恵みからできています。

茨城が全国に誇る、銘柄黒毛和牛。恵まれた自然と清らかな水のなか、生産者が一頭一頭に手をかけ、時間をかけて大切に育てます。県内で肥育された黒毛和牛のうち、日本食肉格付協会の厳しい基準を満たした牛だけが、「常陸牛」を名乗ることを許されます。
きめ細かく入ったサシは口の中でとろけ、赤身にはしっかりとした肉の旨み。脂の甘さと赤身のコクが、上品に調和した味わいが持ち味です。
半世紀近くにわたって茨城の畜産が磨き上げてきた、県自慢のブランド牛。その常陸牛を、私たちはハンバーグの主役として、惜しみなく使っています。
※写真は常陸牛のステーキ用です。ハンバーグには常陸牛の挽肉を使用しています。
茨城県の県花「バラ」の名を冠した、県を代表するブランド豚。認定を受けた指定の生産者だけが、定められた血統の豚を、専用に配合された飼料で、丁寧に育て上げます。
きめが細かくやわらかな肉質と、甘みがありながらもくどくない、上質な脂身が特徴。冷めても脂が重たくならず、後味はあくまで軽やかです。
この上質な豚を常陸牛と合わせることで、ハンバーグに深いコクと、ジューシーな旨みが生まれます。牛の力強さと、豚のやわらかな甘み。二つのブランド肉が響き合う一皿です。
茨城県北部・奥久慈。清らかな水と豊かな自然に恵まれたこの地で、のびのびと育った鶏の卵です。
殻を割ると現れるのは、こんもりと盛り上がった、濃いオレンジ色の黄身。コクと旨みがしっかりとしていて、生でも火を入れても、その存在感は格別です。
この奥久慈卵を、私たちはハンバーグのつなぎに使っています。卵が肉と肉をやさしくつなぎ、焼き上がりはふんわり。ひと口ごとに、味に奥行きと一体感が生まれます。地元の卵だからこその、確かなおいしさです。
実は茨城は、関東一の米どころであり、コシヒカリの一大産地。県内でつくられるお米の約八割を、コシヒカリが占めます。豊かな水と肥沃な大地が育てるお米は、食味ランキングで最高評価「特A」に輝いた実績を持つ産地もあるほどの実力です。
ツヤ、コシ、粘りの三拍子がそろい、ふっくらとした食感。噛むほどに、やさしい甘みと旨みが広がります。あっさりとした味わいは、しっかりとした味付けの料理にもよく合います。
デミグラスのコクも、25種のスパイスをきかせたカレーも、この地元のごはんが、まっすぐに受け止めてくれる。肉も、卵も、野菜も、そしてお米まで。一皿まるごと、茨城の恵みです。
ハンバーグと同じ厨房から生まれた、シェフ渾身のビーフカレー。25種類のスパイスの配合から、とことんこだわり抜いた一皿です。
ルーには、常陸牛の旨みをじっくりと溶け込ませました。スパイスの香りの奥から、肉のコクと甘みが追いかけてきます。
おすすめの食べ方があります。まずは、ふっくら焼き上げたハンバーグをそのままひと口。肉の味を確かめてから、スパイシーなルーと合わせてもうひと口——ひと皿で二度楽しめます。ライスはもちろん、茨城産コシヒカリで。
フレンチとイタリアンの技法を土台に、二代目として受け継いだこの店。先代が築いてくれた場所を、時代に合わせて少しずつ形を変えながら、大切に育ててきました。気がつけば、地元に育てていただいて、20年になります。
目指すのは、美味しい料理と、心に残る食卓です。鉄板の音と立ちのぼる湯気、ゆっくり流れる時間、なにげないおしゃべり、この街で重ねてきた歳月——そのすべてが、一皿の味わいになると信じています。だから私たちは、食材にも、技法にも、過ごしていただく時間にも、同じだけ心を注ぎます。
帰りぎわに「また来たいね」と言っていただけることが、私たちのいちばんの喜びです。いつまでも、日立の食卓であるために。